東ローマ帝国コンスタンティノープルを陥落させた後にイスタンブールと改名。キリスト文化の街を早急にイスラム文化へ切り替えた歴史があります。
そして今のトルコ・イスタンブールにはオスマンの歴史が多く引き継がれています。
そんなオスマン帝国の歴史に触れる1日観光モデル【オスマン帝国満喫イスタンブールコース】を作成しました。
贅を尽くしたトプカプ宮殿
トプカプ宮殿は1467年に完成した。トプカプというのは大砲の門という意味でボスフォラス海峡側に大砲が設置されていたことに由来しています。
王の住まいとしてだけでなく政治の中心として重要な会議が行われるなど、オスマンの政治の中心として400年間使用された。
オスマンの財宝がこのトプカプ宮殿に集められており、世界最大級3.26kgのエメラルドや8万枚の金貨を溶かして作成された金の王座なども見ることが出来る。
ブルーモスク
トプカプ宮殿から徒歩10分
正式名称はスルタンアフメット1世ジャミイ。内装が青を基調に施された時期があることからブルーモスクと呼ばれる。
ただし今は建設当時の色に戻されており、そこまで青い印象はない。
ブルーモスク観光したブログの記事はこちら
トルコ・イスラム美術館
ブルーモスクから徒歩3分
8世紀以降のイスラム芸術品が展示されている。ブルーモスクからかなり近い場所にあるにも関わらず、そこまで定番コースではない。
ただしイスラム芸術を語る上では外せないスポットであるため興味のある人にはオススメのスポット。
絨毯・彩色陶器・細密画・コーラン写本などが展示されている。
スレイマニエ・ジャミイ
トルコ・イスラム美術館から徒歩15分
オスマン帝国黄金期を作り出したスレイマン大帝によるモスクがこのスレイマニエ・ジャミイ。完成したのは1557年。
建築を指揮したのはオスマン建築の巨匠ミマル・スィナン。
オスマン建築の巨匠ミマル・スィナン
オスマン帝国の傭兵部隊イェニチェリ出身で建築家として頭角を現した。
スィナン自身は世界遺産にも登録されているセリミエ・ジャミイを最高傑作と自称していたそう。しかしこのスレイマニエ・ジャミイも評価が高い。
イスタンブール内に300以上の建築、トルコ内にも200の建築物を残している。
トルコの世界遺産はこのページにまとめました。
エミノニュ桟橋
スレイマニエ・ジャミイから徒歩10分
エミノニュ桟橋で名物サバサンドを食べてからこのツアー最後のルメリ・ヒサールへ向かいます。
ルメリ・ヒサールへ向かうにはこのエミノニュ桟橋から出ている連絡船を使用します。
ルメリ・ヒサール
エミノニュ桟橋から連絡船で20分
かつてコンスタンティノープルを攻略するために突貫工事で建設された砦がルメリ・ヒサール。ボスフォラス海峡沿いにあり、ここを通る船を大砲で狙い撃ちしていた。
陸に上がって入場することもできるが時間がない場合、ボスフォラス海峡ツアーに参加すれば船の上から見ることができる。
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サバサンドを食べてボスフォラス海峡ツアーに行った日のブログ記事はこちら(2018年6月)