あざやかなフレスコ画が今でも残るカッパドキア随一の観光スポット。キリスト信仰の岩窟が博物館として保存されています。
そんなギョレメ野外博物館の見どころと施設情報・入場料・行き方を紹介します。
ギョレメ野博物館の見どころ
イスラム教徒からの迫害を逃れたクリスチャンたちが岩を掘って洞窟に教会や修道院を作ったと言われていて、その中心がギョレメでした。
当時は300もの教会があったと言われていますが、今現在は約30の教会が屋外博物館として公開されていて7世紀のものから11式頃まで当時の名残を感じることができます。
それぞれの教会にはトルコ語の呼び名がつけられていて、保存状態の良いフレスコ画は今でも見ることができます。
そんな中でも有名な教会は、
- バジル教会
- りんごの教会
- バルバラ教会
- ヘビの教会
- 暗闇の教会
- サンダルの教会
フレスコ画とは?
主に壁画で、壁に漆喰をぬり乾かぬうちに顔料で色付けしていく高度な画法と言われています。
壁に含まれているカルシウム成分が顔料の定着を促進し、劣化しにくい技法でもあります。ギョレメの洞窟教会の場合、光の入ってくる量も抑えられるため比較的保存状態の良いものが多いとされています。
その中でもカランルク・キリセにあるフレスコ画は特に保存状態が良い。カッパドキアにあるフレスコ画はカッパドキア様式と呼ばれる芸術性の高いものが揃っています。
ギョレメ野外博物館の施設情報
営業時間 | 8:30~19:00(ハイシーズン5月から10月) 8:30~17:00(ローシーズン11月から4月) |
---|---|
定休日 | なし |
住所 | Merkez, Müze Cd., 50180 Göreme Belediyesi/Nevşehir Merkez/Nevşehir |
入場料 | 45トルコリラ |
行き方 | ギョレメから徒歩で20分、車で5分 |
入場料
ギョレメ野外博物館の入場料は2019年現在45トルコリラ
ただし、レッドツアーで参加している場合はツアー料金に入場料が含まれているので追加料金はかかりません。