アイスランドを観光するにあたり必ず触れられるのが氷河の中にある氷の洞窟(ブルーアイスケーブ)です。私自身も実際にアイスランド観光をし氷の洞窟ツアーに参加した結果、絶対におすすめしたいツアーとなりました。
- 氷の洞窟のイメージがわかない
- どこで見れるのかわからない
- どのシーズンがベストなの
という疑問にこの記事ではお答えします。
目次
氷の洞窟とは氷河の通路のこと
洞窟というと火山の影響や波の浸食でできたものを指しますが氷の洞窟も同じく自然の力でできた洞窟です。
氷の洞窟の場合は夏の暖かい間に氷河の解け水が流れて水路となり湖に向かいます、その水路がやがて大きくなったものが氷の洞窟と呼ばれます。
しかもその水路は冬には凍って塞がるため次の年に見れるかどうかわからないのです。よって例年同じ場所で発生していた大規模な洞窟が今年は見れないということが発生します。
2018年11月氷の洞窟の旅ブログはこちら
なぜ青く見えるのか?
密度の高い氷は青色の光だけ反射し、その他の色は吸収する仕組みを持っています。よって氷の洞窟は青く輝いているのです。
なぜアイスランドの氷河の氷の密度が高いのかというと、雪が重みで何万年にもわたり凝縮されてできた氷なので中に入る気泡が極めて少ないからです。
アイスランドの氷の洞窟ならヴァトナヨークル氷河へ
アイスランドの氷の洞窟と言えばヴァトナヨークル氷河で間違いありません。ヴァトナヨークル氷河はヨーロッパで1番大きな氷河となりますのでせっかくであればスケールの大きな氷河を堪能することをお勧めします。
その他にもスヴィーナフェルスヨークトル氷河・ミールダルスヨークトル氷河にも氷の洞窟ツアーがあります。
ですが、スヴィーナフェルスヨークトル氷河はヴァトナヨークルの支流でミールダルスヨークトル氷河は規模が小さくヴィークというヴァトナヨークルの少し手前の街にあります。
あと数時間運転してヨーロッパナンバー1のヴァトナヨークル氷河を目指しましょう。
ヴァトナヨークル氷河への行き方
ヴィトナヨークル氷河まではレイキャヴィークから東に約400kmにあるヨークルスアゥルロゥン湖まで行く必要があります。
ヨークルスアゥルロゥン湖は氷河の解け水が洞窟を通り流れ込んでいる湖
休憩なしでおおよそ5時間ですが、道中に
- スヴァルティフォス
- セリャラントスフォス
- 放置飛行機
- ブラックサンドビーチ
などアイスランド南部の観光名所が多く点在しているので僕たちはレンタカーを借りて運転しましたが寄り道をし、宿泊も挟みながらヴァトナヨークルまでたどり着きました。
アイスランド南部の観光名所を紹介しているページも合わせてどうぞ
アイスランドの運転が不安な方へ(2018年11月の道路状況レポ)
その他にもレイキャヴィークからツアーバスで氷河まで行くツアープランも多くあるので国際免許がない人や外国であまり運転したくない人はツアーもおすすめです。
氷の洞窟のベストシーズンは冬
ベストシーズンというよりマストシーズンは冬(11月から3月でその年の気候による)。夏の間は氷河が溶けて非常に危険な状態となっているためヴァトナヨークル氷河で参加できる氷の洞窟ツアーはありません。
ただし、冬以外にも氷の洞窟が見れるツアーがあります。それがラングヨークトル氷河。
ラングヨークトル氷河は人工的に掘削された氷の洞窟で年中ツアー催行できるように作り出された観光スポットです。
夏のシーズンの間に氷の洞窟ツアーに参加したい場合はラングヨークトル氷河も選択肢の一つに入れてみましょう。
最後にオススメの氷の洞窟ツアーはこちら
日帰り現地集合のツアーやレイキャヴィークからツアーバスで氷の洞窟に行けるツアーなどコストパフォーマンスと観れる氷の洞窟のレベルを考えてオススメツアーを下の記事でまとめました。